さてEVO1400も作業完了!
しまして、残すモーターは1基!
ただ事ならぬエンジンのオンパレードです!
しかしながら連日の雨。
ここまで長いのはなかなかない。。。
今日も常連さんと「チーム馴らし」ということで、午前中ラーメンランを企画しましたが、
朝から雨で、余裕で頓挫しました。。
試運転しなければならない車両が増えていきます。
あと1週間ほどこんな天気模様とのこと。
今日は少しマニアックなお話。
いつも時間が許されるとき、主に寝る前ですが。。。
とある方のエンジン工学を読みふけってまして。。
それが非常に楽しく、物凄い勉強になり。。。
同時に作業に対峙するさい思考の変革というか、なんというか。
考えが、少し浅い所でガチガチにかたまっていたんだろうと読むたび凹むわけです。
僕はメカニックであり、チューナーではないです。
でも「好きだ」という気持ちは少しでも自身を賢くしてくれます。
小学、中学、高校と、馬鹿のお手本みたいな人生で、親に迷惑かけまくりましたが、
40になって勉強が好きで、やりたいことは親孝行なんですから、人生皮肉だなと思います。
次なるモーターの下準備は、サンドブラストから始まり。
アイアンです。
半球の燃焼室。
一般的にHEMIと呼ばれます。
他にはバスタブ形状やブランチなんかもございます。
以前このヘッドにカタログ上最大パイのバルブ入れました。
もちろんシートはベリリウム材料を旋盤で抜いて、バルブガイドリン青銅で作って、
あまりにいかつい燃焼室だったので、カレンダーにしたところ理解されず不人気でしたw
去年までは、「程よいハイコンプ」が好みでした。
ストローカー、いわゆるボアよりもストロークが大きいことですが
ローコンプ設定で、4ストロークにおけるガス交換性を上げるには、
ヘミが一番いいのだろうか。
スワール効果って言うことで。
でも残留ガスを考えると、スキッシュがないんだけど、排気工程にもスワールは有効なのか。
ピストントップ形状も反映するのか?
見ようとすれば深い深い。
実際前回のドラッグマシンはコンプレッションを一桁強:1におさえこんでいる。
「どこが欲しいのか」
によるんだろうな。。。
上から下までセットパーツで組み合わさるエンジンて、「それ」 になっちゃうからいまいち。。
なんても思う。
考えて考えて、組みたいと思う。
ドM。